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Légende(レジェンド)|表現の幅を広げる新たな選択肢

”Légende”とは

1825年の創業以来、〈ビュッフェ・クランポン〉は、オーボエの設計や音響性能を磨き続けるだけでなく、「音楽表現をいかに支えるか」という視点のもと、楽器づくりを発展させてきました。

“Prestige”が設計の基盤を築き、“Virtuose”が構造的なアプローチによる新たな可能性を切り拓く中で、もうひとつの方向性として追求されたのが、音色と表現力をさらに高めるためのアプローチです。

“Légende(レジェンド)”は、その考え方をもとに開発されたモデルです。

”Légende” Hybridの公式プロモーション動画。”Légende” Hybridはグリーンラインがもたらす優れた安定性・耐久性と、グレナディラ材ならではの深みと温かみのある音色を融合したモデルです。新設計のボアにより、これまでにない吹奏感と豊かな響きを実現。演奏者一人ひとりの音楽表現を支えます。

30秒でわかる “Légende”

音楽表現を深めるための、表現志向のモデル

  • 温かく包み込むような音色と豊かな倍音
  • 少ない息でも自然に発音でき、音楽表現に集中しやすい設計
  • 音程や音量を繊細にコントロールしやすい設計
  • ハーフホールや繊細なニュアンス表現への優れた対応力
  • Hybrid(ハイブリッド)モデルでは、安定性と豊かな音色を両立

抵抗感を抑えた設計により、さらに豊かな表現へ

“Légende”は、抵抗感を抑えた設計により、演奏時の負担を軽減しながら、表現の幅を広げることを目指したモデルです。息に対する反応は自然で、余分な力を必要とせず、発音からフレージングまで滑らかに音がつながります。

その結果、
・ 温かみと深みを備えた音色
・ 柔軟で安定したコントロール性
・ 繊細なニュアンスまで表現しやすい高い表現力
を実現しています。

音色の特性:温かさと広がり、そして芯

“Légende”の音色は、柔らかさと密度をあわせ持っていることが特長です。
・ 温かく広がりのある響き
・ 豊かな倍音を含んだ音色
・ アンサンブルの中で自然に調和するブレンド性

さらに、必要に応じて明確な輪郭と十分な遠達性を備え、弱音から強音まで一貫した音色を保ちやすい設計となっています。
そのため、
・ 繊細なニュアンスの表現
・ ダイナミックな音楽表現
のいずれにおいても、音色の一貫性を保ちながら、自然で豊かな音楽表現を実現します。

柔軟性が支える演奏体験

“Légende”は、安定性を保ちながらも、音程や発音、運指において高い操作性と柔軟性を備えています。
・ 音程調整への高い許容度
・ ハーフホール時の優れたレスポンス
・ 高音域でも安定した発音
こうした特長により、奏者は演奏操作に意識を取られることなく、音楽表現そのものに集中しやすくなります。

奏者が語る"Légende"

マチュー・プティジャン
マチュー・プティジャン
“Légende”開発テスター/ モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団 首席奏者

柔らかく包み込むような音色を志向して開発された楽器です。

低音がとても出しやすく、そして高音域も自然に演奏できます。何より、自分が出したい音に無理なくアプローチできる楽器です。

岩崎弘昌
岩崎弘昌
元札幌交響楽団 首席奏者

輝かしさに柔らかさが加わった音色で、非常に柔軟です。

山本楓
山本 楓
読売日本交響楽団 奏者

オーケストラでは、周りの音に柔軟に合わせる必要があります。その柔軟さをもう少し自然に出せる楽器を探して、いろいろ試した中で直感的に自分に合うと思ったのが “Légende” でした。

オーケストラでもソロでも使っていますが、どちらでも満足して使っています。

"Légende" Hybrid:素材によるアプローチ

“Légende”では、素材構成の違いによるバリエーションも用意されています。

Hybrid(ハイブリッド)モデルでは、
・ 上管:Green Line(グリーンライン)※
・ 下管・ベル:グレナディラ
という構成により、
・ 安定性と温湿度変化への耐性
・ 木材特有の響き
を両立しています。
 
さらに、ボア設計の最適化により、温度や湿度、リードの状態といった外的要因の影響を受けにくく、安定した演奏状態を維持しやすい設計となっています。

※グリーンライン®はビュッフェ・クランポン・グループが開発したグレナディラを再合成した素材で、温湿度の変化による割れの問題が起こりづらく、信頼性、耐久性と力強い鳴りを兼ね備えています。

設計と外観の両立

“Légende”は、音響設計に加え、細部の仕様にも配慮がなされています。
・ 上管の一部トーンホールにグリーンラインを採用し耐久性に配慮
・ 新設計の可動式サムレストによる演奏時の快適性
・ ピンクゴールドとシルバーを組み合わせた洗練された外観仕上げ

”Légende”の位置づけ

“Légende” 製品画像 画像をクリックすると拡大表示されます。

“Légende”は、構造や基準とは異なる軸で発想されたモデルです。その特長は、「音色の質感」「表現の柔軟性」「演奏時の負荷と反応のバランス」にあります。

このため、以下のような奏者にとって、選択肢のひとつとして位置づけられるモデルです。

  • 音色のニュアンスを重視する奏者
  • 表現の自由度を求める奏者
  • 自然な吹奏感の中で音楽表現に集中したい奏者

“Légende”は、演奏者の意図に寄り添いながら、より自由で豊かな音楽表現を支えるモデルといえるでしょう。

Légende オーボエの拡大画像

仕様

カテゴリー
プロフェッショナル オーボエ
仕様
  • 第1、第2、第3オクターブキー、サイドFキー、B♭レゾナンスキー、トリルキー(C−D/H−C♯/A♭−B♭/G♯−A/E♭−E)
  • Low H レゾナンスキー
  • フィラデルフィアシステム(下管Cキーとダブルリングキーの連動切替可)
  • アフリカ産最上質グレナディラ材使用
  • 上管の一部のトーンホールに"Green Line"を採用
  • 銀めっきキー
  • ピンクゴールドめっきのキーポスト、接合部リング、リードレシーバー
  • GORE-TEXパッドおよび天然コルクパッド
  • 調節可能指かけ
  • セミオートマチックシステム
付属品
  • コルクグリス
  • リードケース
  • スクリュードライバー
  • スワブ
  • クリーニングクロス
  • “Légende”専用ケース
  • “Légende”専用ケースカバー(ショルダーストラップ付き)

※詳細な仕様や最新情報は ブランド公式サイト をご確認ください。

Hybrid(ハイブリッド)モデルの仕様は こちら をご覧ください。

まとめ

“Légende”は、〈ビュッフェ・クランポン〉のオーボエにおいて、音色と表現力を追求して開発されたモデルです。その特長は、
・ 温かく豊かな倍音を含む音色
・ 音程や音量を繊細にコントロールしやすい設計
・ 抵抗を抑えた自然な吹奏感
といった要素を通じて、より自由な音楽表現を実現している点にあります。
 
このため“Légende”は、音色のニュアンスや表現の柔軟性を重視する奏者に適したプロフェッショナルモデルとして位置づけられます。奏者の意図に寄り添いながら、音楽表現の可能性を広げるモデルといえるでしょう。

〈ビュッフェ・クランポン〉のオーボエ3モデル比較

表は横にスクロールしてご覧いただけます。

比較項目 Prestige Virtuose Légende
コンセプト/強み 〈ビュッフェ・クランポン〉オーボエを象徴する音色 構造の再設計がもたらす高い精度と均質性
音色 バランスと芯 明るさと輝き
吹奏感 安定感とコントロールのしやすさ 滑らかさと自由さ

関連情報| 試奏をご希望の方は〈ビュッフェ・クランポン〉ショールームまたは、全国のビュッフェ・クランポン・ジャパン公認特約店にお問い合わせください。

執筆・構成:ビュッフェ・クランポン・ジャパン
出典:ビュッフェ・クランポン社内アーカイブ(開発関係資料/テスターコメント/製品資料等)、公式製品ページ
参考:当サイト掲載インタビュー・イベント記事 ほか
注記:本記事は社内アーカイブおよび公式資料に基づく一次情報を中心に構成しています。

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