ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の日本ツアー期間中、わずかな合間を縫って実現した、パウル・ハルヴァックス氏による公開マスタークラスとレクチャーが、2025年11月12日(水)、ビュッフェ・クランポン・ジャパン多目的ホール「Salle Pavillon d’Or」にて開催されました。2023年に続く二度目の来日指導となる今回の企画では、従来のマスタークラスとレクチャーに加え、氏自身が楽器を選定するプロセスを公開する「公開選定会」が組み込まれたことが大きな特徴です。ふだんは奏者が一人で静かに向き合う作業を聴衆の前で開示するという意味でも、特別な機会となりました。