フレンチトランペット ショールーム | French Trumpet Showroom
響きでわかる、これはフランスだ。
フランスの伝統が育んだ輝かしく気品ある音色。
ビュッフェ・クランポン・ジャパン フレンチトランペットショールームでは、〈アントワンヌ・クルトワ〉と〈アドリアン・ジャミネ〉、二つのブランドの主要モデルを一堂に取り揃えています。
試奏などのご予約は、予約フォームより承りますので、ぜひご利用ください。
※ ビュッフェ・クランポン・ジャパン フレンチトランペットショールームは、2025年12月に開設予定です。
ご予約は12月以降に承ります。
試奏・相談・購入のご案内
- 試奏 - 〈アントワンヌ・クルトワ〉と〈アドリアン・ジャミネ〉、両ブランドの主要モデルを幅広くご試奏いただけます。
- 相談 - 機種選びや音色の特徴について、メーカーの専門スタッフがご相談に応じます。
- 購入 -
〈アントワンヌ・クルトワ〉:ショールームでの試奏後、全国の公認特約店でもご購入いただけます。
〈アドリアン・ジャミネ〉:日本で唯一、当ショールーム限定での販売となります
様々なご相談にお応えします
- フランスらしい輝かしく気品ある音色を吹き比べたい。
- 各モデルの違いを、専門スタッフから詳しく説明してほしい。
- 国産・アメリカンとは異なる音色の個性をじっくり確かめたい。
- 自分の音楽性を引き立てる、唯一無二の響きを手に入れたい。
ご利用の流れ(予約〜当日の持ち物)
* 原則として予約制となります。予約フォームまたはお電話で、ご氏名・ご連絡先・ご来社希望日と試奏を希望される機種(またはご相談内容)、ご希望のご連絡方法・時間帯をご連絡ください。試奏室の予約状況などを確認のうえ、担当者より折り返しご連絡いたします。
* 直接のご来店も可能ですが、楽器の状態管理や試奏室の都合により準備にお時間をいただく場合がございます。
* ご予約後の日程変更やキャンセルをご希望される際は、必ずご連絡ください。
* 在庫状況によってはご案内できない機種もございますので、予めご了承ください。
* 試奏の際はマウスピースなど必要な付属品をご持参ください。
* ご購入の際は、〈アントワンヌ・クルトワ〉は最寄りの公認特約店でもお求めいただけます。
アクセス(東京・東陽町/江東区)
株式会社 ビュッフェ・クランポン・ジャパン フレンチトランペットショールーム
住所:〒135-0016 東京都江東区東陽4-8-17
電話番号:03(5632)5728 ※10:00~17:30 (日・月曜日、祝日定休)
最寄り駅:東京メトロ「東陽町」駅 徒歩3分
※営業時間は急遽変更となる場合がございます。
※ご予約の際はウェブサイトの「お知らせ」ページにて最新情報をご確認ください。
取り扱いブランドの特徴
〈アントワンヌ・クルトワ〉
〈アントワンヌ・クルトワ〉は、200年以上にわたり金管楽器を製造してきたフランスの名門ブランドです。1789年に騎兵隊のトランペット製作から歩みを始め、1803年に会社として設立されました。〈アントワンヌ・クルトワ〉の響きの核にあるのは、気品と透明感を備えたフランス学派の音色。〈アントワンヌ・クルトワ〉は、この伝統的な美学を継承しながら、現代の演奏家が求める安定性や操作性をしなやかに融合させ、世界中のオーケストラ奏者やソリストから厚い信頼を得ています。
〈アントワンヌ・クルトワ〉の設計思想とクラフトマンシップは、代々フランス・アンボワーズの工場で受け継がれてきました。2015年にはドイツ・マルクノイキルヒェンのB&S社に継承され、豊富な技術力と生産基盤を背景に、伝統的な個性を損なうことなく、さらに安定した品質を実現しています。
〈アントワンヌ・クルトワ〉のラインナップの中で、フレンチトランペットの中核として位置づけられるプロフェッショナルモデル “コンフリュアンス”は、アンサンブル・アンテルコンタンポラン首席トランペット奏者 クレマン・ソニエ氏、フランスの楽器製作者 アドリアン・ジャミネ氏と、〈アントワンヌ・クルトワ〉の開発チームによって生み出されたモデル。フランス的な明晰さとエレガンスに、優れたレスポンスや音程の正確さを調和させています。
さらに2024年に登場した“T.O.M.A.”は、世界的トランペット奏者 イブラヒム・マーロフ氏、アドリアン・ジャミネ氏との協働により誕生した、四分音(クォータートーン)の演奏を可能にする革新的な機種。ワールドミュージックや現代音楽など、創造的なレパートリーに新たな可能性を拓きました。
〈アントワンヌ・クルトワ〉は、200年を超える伝統と進化を重ねながら、フランス的な音の美学を今日まで受け継ぐ存在です。フレンチトランペットショールームでは、“コンフリュアンス”と“T.O.M.A.”に加え、フリューゲルホルンもご案内を予定しています。歴史に裏づけられた確かな価値と、フランス音楽に息づく響きを、試奏を通じてぜひご体感ください。
〈アントワンヌ・クルトワ〉ブランド公式ウェブサイト(製品・販売店情報)
〈アドリアン・ジャミネ〉
〈アドリアン・ジャミネ〉は、現代フランスを牽引する新鋭の製作家によるブランド。ブランドの創設者であるアドリアン・ジャミネ氏は、トランペット奏者として活動しながらも楽器修理の研鑽を積んだのち、「フランス製金管に新しい生命を吹き込む」という理念のもと自らの工房を設立。1950年代のフランス製トランペットを現代的に再解釈しました。近年はフランス文化省の起業賞(2023年)、Made in France大賞・希望賞(2022年)、優秀工芸メダル(2024年)をはじめ、BPIフランスやレミ・コアントロー社、Banque Populaire、EY各財団の支援・顕彰を受け、フランス国内での評価を背景に欧州へと支持が広がっています。
〈アドリアン・ジャミネ〉の特長は、フランス学派の美学――軽やかさ、均整のとれた音色、明瞭な投射――を核に、現代の演奏要件に応える安定性・音程・多用途性をしなやかに融合させるアプローチ。正確さやパワーにとどまらず、奏者の創造性を自然に引き出す“生きた楽器”を目指しています。製作はブレティニー=シュル=オルジュ(フランス)の工房で行っており、部材を工房から半径約800km圏内で厳選し、細部まで丁寧な手仕事で仕上げる姿勢も同ブランドの核です。
展開する5機種はいずれも個別の物語や共同開発者の存在によって特徴づけられています。
“アルフレッド”は1950年代の名工アルフレッド・オーベルタンに捧げられ、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の首席奏者ダヴィッド・ゲリエとの協働で誕生したモデル。
“リュドヴィック”は、オーケストラ向けのC管として、フランス国立管弦楽団首席トランペット奏者レミ・ジュスメとの開発により生み出されたモデル。
“リュシアン”はジャズを想定したB♭管で、丸みと柔軟性のある音色を特徴とし、郷里ブレティニーに縁ある人物にちなんで名づけられました。
“ジェルマン”はパリのサン=ジェルマン=デ=プレのジャズ文化に敬意を表したB♭管で、軽快さと歴史的背景を備えたモデル。
そして、世界的トランペット奏者イブラヒム・マーロフとの協働による“T.O.M.A. × A.Jaminet”は、四分音を可能にした革新的なトランペットとして注目を集めています。
〈アドリアン・ジャミネ〉は、若い感性と伝統的資産の再解釈によって、クラシックからジャズ、現代音楽まで幅広い表現を可能にするブランドへと急速に成長しました。ご紹介できる数が限られるブランドのため、日本ではフレンチトランペットショールーム限定でのご案内となります。歴史と革新を同時に体感できる“新しいフランスの音”を、ぜひ試奏でお確かめください。
※〈アドリアン・ジャミネ〉のブランド公式ウェブサイトは現在制作中です。