• 〈アントワンヌ・クルトワ〉
この記事をシェアする
  • Facebook
  • X
  • LINE

〈アントワンヌ・クルトワ〉トランペット“Bellecour”(ベルクール) | 自然な吹奏感、響きの調和

フランス金管の伝統と現代設計が融合した、〈アントワンヌ・クルトワ〉の新世代モデル

“Bellecour”(ベルクール)は、 フランスの名門ブランド〈アントワンヌ・クルトワ〉が提案する新世代モデル。
長年受け継がれてきたフレンチブラスの思想を背景に、現代の奏者に求められる吹奏感と扱いやすさを追求して、一から設計されました。
単なる「エントリーモデル」にとどまらず、その先のステップも見据えて開発されたモデルです。

吹いた瞬間に感じる、洗練された響き

“Bellecour”は、
・息に素直に反応する自然な吹奏感
・音程と響きの安定感
・華やかで洗練された音色
を重視して設計されました。

Bellecour の物語

“Bellecour” の名は、フランス・リヨンの中心に広がる Place Bellecour(ベルクール広場)に由来します。
リヨン最大の広場であり、街を代表する大規模な光の芸術イベントの舞台としても知られるこの場所は、華やかさと文化性を象徴する存在です。

また、トランペット奏者にとっては、“アーバン教則本”で知られ、フレンチトランペットの父とも呼ばれるジャン=バティスト・アルバンが暮らしていた場所でもあります。

このモデル名には、フランス金管の伝統と、リヨンらしい明るさと洗練が息づいています。

ベルクール広場
ベルクール広場

設計

“Bellecour”は、既存モデルをもとにした派生機種ではなく、シリーズとして新たに設計されたモデルです。

開発で最初に重視されたのは、音程の安定でした。
チューナーやピアノを用いてすべての音を確認し、さらに複数の異なるマウスピースでも検証を行うことで、音程の信頼性が徹底的に追求されています。
そのうえで、全音域で音が無理なくつながること、そして演奏の中で扱いやすく感じられることが追求されています。

さらに、学習用から中級クラスの楽器に求められる重要な要素として、個体差の少なさと安定した吹奏感も重視されました。奏者が楽器に合わせて無理に吹き方を変えるのではなく、自然な反応の中で音程や響きをつかみやすいことが目指されています。

ベルはこのシリーズのために新たに設計され、音のまとまりと遠達性(音の飛び)のバランスを意識して調整されました。

国際的に高い評価を受ける現代音楽アンサンブル「アンサンブル・アンテルコンタンポラン」のトランペット奏者であり、リヨン国立高等音楽院教授を務めるクレマン・ソニエ氏が開発検証に参加。演奏家としての実践に加え、教育者として多くの奏者に向き合ってきた視点が反映されています。

設計は、フランス無形文化財企業の認定を受けている、現代フランスを代表する金管製作者アドリアン・ジャミネ氏が担当。演奏家の視点と製作技術の両面から、反応のよさ、音程の安定、扱いやすさのバランスが高められています。

Bellecourの特長

1. 自然な吹奏感
息に素直に反応し、無理なく音が立ち上がります。
発音のしやすさと自然な反応のよさにより、奏者が余計な力をかけすぎず、音作りやフレージングに集中しやすいことが特長です。

2. 響きの調和
音程と響きのバランスを重視した設計により、アンサンブルでも合わせやすく、まとまりのある前へ抜ける響きが得られます。
低音から高音まで音が無理なくつながること、日々の練習やレッスンの中で安定した吹奏感が得られることも大切にされています。

3. フランスの系譜を受け継ぐ音色
フレンチトランペットの系譜にある、華やかさと洗練を受け継いだモデル。
音量を上げたときにきらりとした輝きが乗る、明るさと品を備えた響きが特長です。

次のステップを見据えた完成度

“Bellecour”は、基礎を身につける段階から、その先のステップを見据える段階まで、奏者が無理なく音楽の土台を育てていけるよう設計されたモデルです。
息を入れたときに音が自然に立ち上がること、低音から高音まで音がつながりやすいこと、音程と響きのバランスを感じ取りやすいこと。これらは、日々の練習やレッスンの中で、奏者が自分の音を育てていくための大切な要素です。
若い奏者の最初の一本としてはもちろん、大人のアマチュアにとっても、扱いやすさと音楽的な反応のよさを両立したモデルとして視野に入れやすい完成度を備えています。

フランスでの評価

フランスでは発売直後より、「価格を超えた完成度」「セミプロモデルに匹敵する演奏感」と高い評価を集め、本国での需要に応えるため、海外展開は段階的に進められました。
音楽院などの教育機関からアマチュア奏者に至るまで幅広い層に受け入れられています。

“Bellecour”に触れられる場所

音の感じ方は、奏者それぞれに異なります。
“Bellecour”を試奏する際は、まず息を入れたときに音が無理なく立ち上がるか、低音から高音まで自然につながるかを確かめてみてください。
さらに、ピアノやほかの楽器と合わせたときの音程感、アンサンブルの中での響きのまとまりにも注目すると、このモデルの特長がより分かりやすくなります。
華やかさと洗練、吹きやすさと扱いやすさ。その響きは、奏者一人ひとりの表現とともに完成します。

“Bellecour”製品情報

調子:  B♭
ボア:  ML 11.65 mm
ベル:  直径 122 mm / イエローブラス
マウスパイプ: スタンダード仕様 / ゴールドブラス
ケース: 専用バックパックケース付属
マウスピース: ICON

価格:  本体¥ 200,000(税込 ¥ 220,000)

※ 製品の詳細は、ブランド公式サイトの製品ページをご確認ください。

〈アントワンヌ・クルトワ〉について

1789年創業の〈アントワンヌ・クルトワ〉は、フランス金管の歴史を支えてきたブランドです。
その背景には、フランスで育まれてきた独自のトランペット文化があります。

フレンチトランペットの特徴としては、遠達性(音の飛び)、明晰さ、きらめき、そして洗練された明るさが挙げられています。
また、フランスで生まれたCトランペットやペリネ式ピストン、アルバンの教則本を含む教育と奏法の系譜は、現代トランペットの土台を形づくってきました。
そうした流れの中で生まれた “Bellecour” は、フランス金管の記憶を背景にしながら、現代の奏者に向けて新たに設計されたモデルです。

〈アントワンヌ・クルトワ〉を有するビュッフェ・クランポン グループは、管楽器メーカーとしてフランス無形文化財企業の認定を受けています。

※ 〈アントワンヌ・クルトワ〉の詳細は、ブランド公式サイトの製品ページをご確認ください。

フレンチトランペット ショールーム | French Trumpet Showroom
Read more
この記事をシェアする
  • Facebook
  • X
  • LINE
Page Up